姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
翌朝10時
昨日理事長に言われたビルの前に立っている
制服姿のまま、ビルに足を踏み入れた
警備員さんがニコっと会釈をしてくれたので、あわてて姫花も頭を下げる
エレベーターに乗って、指定された階で降り、ノックをして、そーっと扉を開けた
「遅い!!!」目の前には鬼の形相の理事長・・・
「はっ・・・般若・・」
「誰が!般若ですって!!!!10時に来いって言われたら現場にはその1時間前には着いてなさい!!!」
じゃあ、最初から9時集合にしておいて欲しい・・
「まぁ、いいわ。さっさと準備しなさい!」
と姫花はされるがままメイクをされ、渡された服に袖を通し、そのままスタジオに入った
「クールブレスガムCM、パターン1撮影、姫花さんはいりまーす!!」
「はじめまして、監督の山崎です。今日はこのガムのCMなんだけど、姫花ちゃんは唇と後姿しか映らないから、そんなに緊張しないでね。ガムをくわえていればいいからね」と監督から説明を受け、ガムを手渡された
って・・ガムってタブレットかよ!!
くわえとけばいいって!? はぁ~!!! 姫花が困惑していると・・
「パターン1撮影、潤さんはいりまーす」
「よろしくお願いしマース!!!」
ん? 潤?
姫花が声の方を見ると「よっ!」潤也が立っていた
「なんであんたがいるのよ?」
「なんでって、仕事だから?今日は姫花の初仕事なんだって? 俺がその相手なんて、光栄だなぁ・・・」
「あれ?ふたりは知り合いなの?」
「監督、お久しぶりです!よろしくお願いします。姫花とは中学からの友達っすよ!」
「なんだ!それなら固くならないかな。 じゃあリハからいくぞ」
昨日理事長に言われたビルの前に立っている
制服姿のまま、ビルに足を踏み入れた
警備員さんがニコっと会釈をしてくれたので、あわてて姫花も頭を下げる
エレベーターに乗って、指定された階で降り、ノックをして、そーっと扉を開けた
「遅い!!!」目の前には鬼の形相の理事長・・・
「はっ・・・般若・・」
「誰が!般若ですって!!!!10時に来いって言われたら現場にはその1時間前には着いてなさい!!!」
じゃあ、最初から9時集合にしておいて欲しい・・
「まぁ、いいわ。さっさと準備しなさい!」
と姫花はされるがままメイクをされ、渡された服に袖を通し、そのままスタジオに入った
「クールブレスガムCM、パターン1撮影、姫花さんはいりまーす!!」
「はじめまして、監督の山崎です。今日はこのガムのCMなんだけど、姫花ちゃんは唇と後姿しか映らないから、そんなに緊張しないでね。ガムをくわえていればいいからね」と監督から説明を受け、ガムを手渡された
って・・ガムってタブレットかよ!!
くわえとけばいいって!? はぁ~!!! 姫花が困惑していると・・
「パターン1撮影、潤さんはいりまーす」
「よろしくお願いしマース!!!」
ん? 潤?
姫花が声の方を見ると「よっ!」潤也が立っていた
「なんであんたがいるのよ?」
「なんでって、仕事だから?今日は姫花の初仕事なんだって? 俺がその相手なんて、光栄だなぁ・・・」
「あれ?ふたりは知り合いなの?」
「監督、お久しぶりです!よろしくお願いします。姫花とは中学からの友達っすよ!」
「なんだ!それなら固くならないかな。 じゃあリハからいくぞ」