姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
ツカツカ・・と無言で講堂に入っていった大吾
一言も発せず、咲ちゃんの数歩後ろで止まった
「だっ大吾さん!!!! なんで、こちらに?」
「あんた誰?」
後姿の大吾の表情は読み取れないものの、冷め切った威圧的な話し方に驚いた
「えっ・・・・・」
ブラウン管の中のアイドルの大吾と、姫花といる大吾しか知らないので、咲を取り囲んでいた生徒達は姫花以上に驚いていた
「咲ちゃん、大丈夫? こっちにおいで・・・・」と大吾は咲ちゃんの手首をとり、自分の後ろに隠すように引っ張った
「っていうか、慣れ慣れしく俺の名前口にしないでくれない? 俺あんた達のことしらねぇし、気安く呼ばれたくねぇんだけど? 俺が誰といようがあんた達に関係ないっしょ? 姫花だってそう。こういう勘違いな行動マジ勘弁なんだけど?」
「だっ大吾さん! こんな女のどこが!!!」
「君、咲ちゃんの元カレだっけ? こんないい女、そうそういないよ? 逃がした魚はでかかったんじゃない? ね♪咲ちゃん♪♪」と言い、大吾は後ろにいる咲の方を向き、かがむようにして、キスをした
「キャー!!!」
行動に響く、女生徒の叫び声
「ごちそうさま♪」と大吾は咲に笑いかけた
姫花は一連の大吾の行動をあっけにとられて見ていた
っていうか・・・大吾ってあんなキャラだったっけ?
一言も発せず、咲ちゃんの数歩後ろで止まった
「だっ大吾さん!!!! なんで、こちらに?」
「あんた誰?」
後姿の大吾の表情は読み取れないものの、冷め切った威圧的な話し方に驚いた
「えっ・・・・・」
ブラウン管の中のアイドルの大吾と、姫花といる大吾しか知らないので、咲を取り囲んでいた生徒達は姫花以上に驚いていた
「咲ちゃん、大丈夫? こっちにおいで・・・・」と大吾は咲ちゃんの手首をとり、自分の後ろに隠すように引っ張った
「っていうか、慣れ慣れしく俺の名前口にしないでくれない? 俺あんた達のことしらねぇし、気安く呼ばれたくねぇんだけど? 俺が誰といようがあんた達に関係ないっしょ? 姫花だってそう。こういう勘違いな行動マジ勘弁なんだけど?」
「だっ大吾さん! こんな女のどこが!!!」
「君、咲ちゃんの元カレだっけ? こんないい女、そうそういないよ? 逃がした魚はでかかったんじゃない? ね♪咲ちゃん♪♪」と言い、大吾は後ろにいる咲の方を向き、かがむようにして、キスをした
「キャー!!!」
行動に響く、女生徒の叫び声
「ごちそうさま♪」と大吾は咲に笑いかけた
姫花は一連の大吾の行動をあっけにとられて見ていた
っていうか・・・大吾ってあんなキャラだったっけ?