姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
エレベーターを降りた先にはさっきと同じパネルと指紋認証の機械
ピッ、ピッ・・・とパネルを操作する姫花
ピーッ ガチャ どうやらロックが解除されたようだ
「さ、こっちよ~」となんだか足取りの軽い姫花
と不安げに1歩、1歩姫花についていく咲
「オツカレー」と姫花の声に俯いて歩いていた咲が顔を上げると
ソファに座っている男性とハイタッチをしている姫花がいた
みんな見たことのある顔
「おっせーよ!! 自分から集合かけといて、待たせんなよ~」
「ごめん、ごめん・・ 咲ちゃん! そんなとこに突っ立ってないでこっちおいで!」
姫花に呼ばれ、チョコチョコと小走りにソファまで近づいた
「えっと、こちらが私の可愛い咲ちゃん。 で、こっちが、私の悪友の1号・2号とそのペットね」
「はぁぁ!!! てめぇ! 誰が悪友1号じゃ!!」
「いやいや・・潤也はペットの方だから・・・・」
「なっ!!!!」潤也は言葉を失った
「ハハハハッ よしよし、ポチ・・・」と姫花は潤也の頭を撫でる
「てめぇ、気安く頭にさわんじゃねぇ!!」
「咲ちゃんが怯えてるっしょ? やめなって!! ごめんねぇ・・子どもがまじってて・・・ 私、香山りん りんって呼んで!」
「あっ、藤田 咲です。よろしくお願いしまっす!」
「しまっすって・・ 咲ちゃんって聞いてたとおりねぇ」
「え?」
「うちの姫がさ~ 咲ちゃんの話ばっかりするからさ~」
「へぇぇ・・・・」
姫花ちゃんは一体どんな話をしているんだろう・・・
「咲ちゃん! 俺、東野 潤也! よろしくな~ 好きなように呼んでもらってかまわないからさ!」
おっつ!! なんだこの王子スマイルは!!!!
「マジでぇ!!好きに呼んでいいって!! 咲ちゃん、じゃあ、潤也のことはポチって呼ぼうよ!!」
「はぁ! りん!! てめぇ!!!」
ピッ、ピッ・・・とパネルを操作する姫花
ピーッ ガチャ どうやらロックが解除されたようだ
「さ、こっちよ~」となんだか足取りの軽い姫花
と不安げに1歩、1歩姫花についていく咲
「オツカレー」と姫花の声に俯いて歩いていた咲が顔を上げると
ソファに座っている男性とハイタッチをしている姫花がいた
みんな見たことのある顔
「おっせーよ!! 自分から集合かけといて、待たせんなよ~」
「ごめん、ごめん・・ 咲ちゃん! そんなとこに突っ立ってないでこっちおいで!」
姫花に呼ばれ、チョコチョコと小走りにソファまで近づいた
「えっと、こちらが私の可愛い咲ちゃん。 で、こっちが、私の悪友の1号・2号とそのペットね」
「はぁぁ!!! てめぇ! 誰が悪友1号じゃ!!」
「いやいや・・潤也はペットの方だから・・・・」
「なっ!!!!」潤也は言葉を失った
「ハハハハッ よしよし、ポチ・・・」と姫花は潤也の頭を撫でる
「てめぇ、気安く頭にさわんじゃねぇ!!」
「咲ちゃんが怯えてるっしょ? やめなって!! ごめんねぇ・・子どもがまじってて・・・ 私、香山りん りんって呼んで!」
「あっ、藤田 咲です。よろしくお願いしまっす!」
「しまっすって・・ 咲ちゃんって聞いてたとおりねぇ」
「え?」
「うちの姫がさ~ 咲ちゃんの話ばっかりするからさ~」
「へぇぇ・・・・」
姫花ちゃんは一体どんな話をしているんだろう・・・
「咲ちゃん! 俺、東野 潤也! よろしくな~ 好きなように呼んでもらってかまわないからさ!」
おっつ!! なんだこの王子スマイルは!!!!
「マジでぇ!!好きに呼んでいいって!! 咲ちゃん、じゃあ、潤也のことはポチって呼ぼうよ!!」
「はぁ! りん!! てめぇ!!!」