姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「キャー!!! 羨ましいわ♪ ラッキーガールじゃなくって、シンデレラじゃないの? じゃあ、今日は私のマジックハンドでさらに磨きをかけてあげる! 後、姫ちゃんもね! その浮腫んだ体とボロボロの肌をどうにかしなくっちゃね♪」

そして、流されるがまま咲はバスローブ1枚になり、姫花と並んでベットにうつぶせに寝かされていた。

「姫ちゃん・・これって・・・」

「スパだよ。 キャサリンは見てのとおり、オネエマン。で、このスパの経営者。メイクとかヘアも一通り出来るの。キャサリンの手は本当に魔法みたいなの。 ゴツゴツした男の手なんだけどね。」

「だっ大吾くんとかも来るの?なんか知り合いっぽかったし?」

「あーあいつら? たまに来てるみたいよ。 全身のコリをほぐしてもらってるみたい。 男のクセにねぇ」

「そっ、そうなの・・」

「ねぇ・・今日はアニキのおごりだから、フルコースやってもらお?」

「え? いいの? すっごく高そうだけど?」

「いいの。アニキが言い出したんだし、アイツ稼いでるからね」


そして、二人は、2時間かけてたっぷり磨きをかけてもらった。

そのあと、咲は姫花とは離れ、別室の鏡の前に座らされていた

「おまたせ~」とそこに入ってきたのはキャサリン

「あっ、どうも・・・」と軽く会釈をする咲


「髪をいじらせてもらいたいんだけど、いいかしら?」

「えっ?」





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