姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
「ヒメちゃん、いい匂い~ お風呂に入ってきたのぉ? 」と潤也は顔を近づける
おいおい・・ 酔っ払いさ~ん
寸でのところで、アニキに殴られ、その勢いで反対側に倒れそのまま寝てしまった潤也・・
そこへタイミングよくやってきたのは、酔っ払い2号 賢次君
賢次は横目で潤也を確認すると、足で潤也を蹴り、ソファの下へ落とし、さっきまで潤也がいた場所で何事もなかったように座った
落とされた潤也は、ピクリとも動かない・・ い・・生きてるよ・・ね?
アニキも同じ事を思ったのか、潤也の下へ行き、何かを確認した後、潤也の体にタオルケットを掛けて上げていた。
多分、エアコンで体が冷えすぎないようにっていうアニキの配慮だとは思うんだけど、顔にまで掛かっていると・・なんか・・ねぇ・・
ボーっとそんなことを考えていると、隣にいた賢次が
「テラスに出よっか?」と言い私の手首を掴み、ソファから立ち上がった
そのままテラスのサッシを開ける・・
もわ~ん・・ そうまだ外は明るい・・ そして、蒸し暑い・・
夜なら、少しはいいのだろうけど、冬なら少しは違うのだろうけど、陽の長いこの時期の4時過ぎはまだまだ・・明るい・・
「やっぱり・・やめとこう」と賢次はそのままサッシを閉めた
一体、何がしたいんだろうか・・
そのままソファへ戻り、同じ場所に座った
アニキは日向先輩の所に座って、二人でなにやら話し込んでいる
隣にいる賢次は潤也が寝てからは大人しく、考え込むように飲んでいる
私と賢次の付き合いは長い
小さかった頃、アニキと賢次の三人でモデルをしていた
その頃は自分の意思などなく、親の意思
三人で載った雑誌はママさんの話題をかっさらい、着た服は飛ぶように売れたんだって・・
でも、私は自分の意思を持つようになり、三人でのモデルもしなくなった・・
おいおい・・ 酔っ払いさ~ん
寸でのところで、アニキに殴られ、その勢いで反対側に倒れそのまま寝てしまった潤也・・
そこへタイミングよくやってきたのは、酔っ払い2号 賢次君
賢次は横目で潤也を確認すると、足で潤也を蹴り、ソファの下へ落とし、さっきまで潤也がいた場所で何事もなかったように座った
落とされた潤也は、ピクリとも動かない・・ い・・生きてるよ・・ね?
アニキも同じ事を思ったのか、潤也の下へ行き、何かを確認した後、潤也の体にタオルケットを掛けて上げていた。
多分、エアコンで体が冷えすぎないようにっていうアニキの配慮だとは思うんだけど、顔にまで掛かっていると・・なんか・・ねぇ・・
ボーっとそんなことを考えていると、隣にいた賢次が
「テラスに出よっか?」と言い私の手首を掴み、ソファから立ち上がった
そのままテラスのサッシを開ける・・
もわ~ん・・ そうまだ外は明るい・・ そして、蒸し暑い・・
夜なら、少しはいいのだろうけど、冬なら少しは違うのだろうけど、陽の長いこの時期の4時過ぎはまだまだ・・明るい・・
「やっぱり・・やめとこう」と賢次はそのままサッシを閉めた
一体、何がしたいんだろうか・・
そのままソファへ戻り、同じ場所に座った
アニキは日向先輩の所に座って、二人でなにやら話し込んでいる
隣にいる賢次は潤也が寝てからは大人しく、考え込むように飲んでいる
私と賢次の付き合いは長い
小さかった頃、アニキと賢次の三人でモデルをしていた
その頃は自分の意思などなく、親の意思
三人で載った雑誌はママさんの話題をかっさらい、着た服は飛ぶように売れたんだって・・
でも、私は自分の意思を持つようになり、三人でのモデルもしなくなった・・