姫☆組 (姫シリーズVol.1) 【完】
フロントに行くと、オレが呼んだ3人が立っていた

「潤君、遅くなってごめん~」と誤ってきたのが葉月

雰囲気はやわらかくて、かわいい感じで、かなりの年上キラー コイツの好物は人妻だったりする・・

葉月の後ろにいるのは、壱

母親がエジプト出身のハーフでグリーンの瞳が怪しくて、感情を一切表に出さない。コイツは母国に彼女がいて、その子以外には全く興味がないらしい。

壱の隣にいるのが、葵

葵は根っからの海男で、真っ黒・・髪も体も・・・心も?って心まではわかんないけど・・趣味のサーフィンの腕前がかなりのモノらしく、何度か表彰台に上がっているらしい

そんな三人は、オレのクラスメイトでもあり、モデルとしての後輩でもある。

姫と面識があるのは、中学が一緒だった壱だけ

とりあえず、ここに呼んだ訳を簡単に説明し、部屋に三人を連れて戻った

部屋に入った途端、女の目が変わったのが分かった

「キャー」

という叫び声・・ そして、男共のオレを睨む痛い視線・・

悪かったよ・・でも、今回だけは・・許してくれよ・・

ってオレの考えを知っているのは、やっちゃんだけだから、オレの考えなんて伝わらないんだけどな・・





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