禁恋ゲーム
「それは……俺たちじゃないだろ?」
「まだ気づいていないのか?」
「「お前だよ。」」
その言葉と同時に背中に壁が付く。
「何言ってるの?あたしが負ける?ありえない。何に負けるのよ。」
「「お前は愚かだ。罰を受けるのだ。」」
2人の声がだんだんと機械音のように変わっていく。
「違うっ!あたしは正しいっ!!あたしが全てなの!!ゲームが…全てなのよっ!!」
「「その考えが間違っているのだ。」」
これ以上逃げようとしても背中は壁。
そして____ふと、足元がぐらつく。
そのまま床に穴が開き……あたしはそのまま堕ちていった。