君と同居なんてあり得ません!!
愁Sibe
「いってぇ………………」
俺は今、リビングで1人、テレビを見ている。
優那は風呂に入っている。
っつーか!!
優那の奴、本気で叩かなくてもよくね!?
人生初の女子からの平手打ちだぞ!!!
………でもさ、
優那、顔が真っ赤だったよな。
あんなに必死になって………………
少しは俺のこと、意識してるってことだよな?
俺にも、チャンスがあるってことだよな?
優那に好きな奴がいるのはかまわねぇ。
でも、優那に手、出しやがったら許さねぇ。
たとえ、優那から好きな奴に手を出したとしても………………