《姫関!》 SS小説
生徒会室 AM 10:36
ターゲット1 椎
『いつ騙すの? 今でしょ!』
なんてCMが部屋に響く朝。
僕はツインテールのかつらを被りワンピースを着ていた。
こ、これなら夢ちゃんにも勝てるんじゃない!?
っていうか、股がスースーするよ!!
そんな事を思いながら、僕は生徒会室の奥の椎君の部屋に入った。
─────トントン
「椎君・・・・・・・?」
「・・・・・あ?」
無造作に整えられた金の髪。
何故か上半身裸で、見せつけるかのように綺麗に割れたお腹。
ぼ、僕だってこんなムキムキだもん・・・・・・・・・・。
「・・・・誰だ」
「わわわ、私はっ」
「うるせぇ。良くノコノコと・・・・・・・・・・へぇ、そう言う事か」