はじめて。
「んっ…やっべ。
麻央、お前やべーだろ。
反則だから。
今日は、お前の全てもらうからな?」
そういうと聖也は
わたしにたくさんキスをし、
ボタンをひとつ外した。
「っん…ちょ…///」
「お前は黙って俺に、抱かれてろよ」
そのまま、わたしの手首を掴み、
ベッドに押し当てる。
「…聖也……///
恥ずかしいよ…///」
だんだんボタンは外され
恥ずかしさで顔を隠した。
「お前、緊張してるだろ
俺だってこんなことすんの
はじめてで緊張してんだよ。
麻央がはじめてでよかった。」
わたしは嬉しさで、聖也にキスをした。
「聖也、好き。」
「俺もだよ、麻央。」
この日、わたしと聖也ははじめて、
体を一つにした。
はじめては、すごく甘くて忘れられないものになった。