にこっと笑ってまた明日
大きなあくびをしながらいつもの通学路をわたった。


学校前の階段まで行くと


鞄が逆さまに放り出されていた。


(?誰のだ??こんなところに放り出して、一体どんなやつなんだよ?)


そんなことを思いながら


階段を降りる。


「ッ?!

おぃ!!大丈夫かよ!?」


階段の下、


人が血だらけで


倒れていた。


細く小さな体は無残に在った。


胸のリボンが赤色だ。


ということは一年だ。


(おい?!入学早々災難だな!!??)


1週間ほど前に買い換えた


水色の携帯を素早く打ち込み、


救急車を呼んだ。





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