大好きな君の。
「あなたは愛し続けることを誓いますか?」
「誓います」
何とか式に間に合った私たち。
本当はお父さんとお母さんにも見せたかったこの姿。
目の前にいる優哉さんをみつめる。
もう見慣れてるはずなのに、彼は顔を赤くした。
「あんま見るの禁止」
そう言うと、私の頭を手で押さえ、軽く口づけを交わした。
拍手がおき、歓声が聞こえる。
「優哉さん」
「ん?」
「私、今とっても幸せです!!」
end