大好きな君の。
確か、ここに来るまでの道のりにコンビニがあった気がする。
コンビニくらいなら行ってもいいよね。
おばあちゃんの置き手紙を裏返し
「コンビニに行ってきます」と書いた。
部屋に戻り、コートと地図、財布、を手に取り家を出てコンビニに向かう。
コンビニまではスムーズに行ことができた。
店内に入りサイダーをかごにいれる。
次に、アイスコーナーに向かってチョコとバニラの2つを手に取った。
……おばあちゃん、アイス食べられるよね?
「309円になります。310円のお返しです。……ざいましたーっ。」
最後の方がなんだか雑な店員さんに会計をしてもらい私はコンビニから出た。
ここのコンビニ、よく使うようになるのかな。
なんて考えてたとき。
「聞こえねえのか?あ゛?」
怒鳴り声が耳に入った。