茉莉花の少女
 そして、僕が大学に合格をした後に、母親が男と再婚するということを聞かされた。

 相手の男はまた僕の知らない男だった。

 本当に飽きないなと思いつつ、もしかすると僕がこの家に着たことと無関係ではないのかもしれないと思っていた。

 でも、わざわざそんなことを確かめる気にもならなかった。
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