空に響く歌声……
7章 そんなはずはないのに。―太亮said―
ドキンっ!

太亮の鼓動が跳ね上がる。

なんでだ。

こいつは、なんでこっちを見て笑うんだ。

おれは、あんな事をしてきた。

俺のことは嫌いなはずだ。

なのに、どうして。

ワカラナイ。

ヤッパリワカラナイ。

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