32歳の彼、20歳の私
おはよう
おはよう。
ピピピと、目覚ましがなる。
私は目覚ましに手を伸ばし、音を止めると時間を確認した。
10時だ。
今日は日曜日。
昨日、彼と明日はゆっくりしようと話して目覚ましを鳴らす時間を遅めにしていたんだ。
彼の方をちらりと見ると、もぞもぞと動いているが布団から出る気はないようだ。
私はしばし、目覚ましを持ちながらぼーっとしていたが、かすかに彼の声が聞こえたので彼の方を見た。
「こー…ひーが、飲みたい」
喉か乾ききったかすれた声を絞りだし、布団にくるまれたままのミノムシが要求してきた。
頭がはっきりしていれば、自分でやれ!と1発蹴りを入れてやるのだが、私も起きたてで頭がぼーっとしている。
「ん…」
短くやる気のない返事をして、私はキッチンへ歩きだした。
さて、今日は何をしようかな。
ピピピと、目覚ましがなる。
私は目覚ましに手を伸ばし、音を止めると時間を確認した。
10時だ。
今日は日曜日。
昨日、彼と明日はゆっくりしようと話して目覚ましを鳴らす時間を遅めにしていたんだ。
彼の方をちらりと見ると、もぞもぞと動いているが布団から出る気はないようだ。
私はしばし、目覚ましを持ちながらぼーっとしていたが、かすかに彼の声が聞こえたので彼の方を見た。
「こー…ひーが、飲みたい」
喉か乾ききったかすれた声を絞りだし、布団にくるまれたままのミノムシが要求してきた。
頭がはっきりしていれば、自分でやれ!と1発蹴りを入れてやるのだが、私も起きたてで頭がぼーっとしている。
「ん…」
短くやる気のない返事をして、私はキッチンへ歩きだした。
さて、今日は何をしようかな。