君と恋愛したい
そしていつものように一人残って自主練…。
あいつ来るかな…。
「橘くんっ」
笑顔を向けるあいつ。
かわ…いいな。
「おう!」
「…」
「…」
けど、無言になってしまう。
ああ、俺なんて話せばいいんだ?
女は寄ってくるけどこんなタイプはじめてだ。
いつも女はキャーキャー言う。
「…っあ、私のこと気にしないで練習して…?」
「あ、うん。」
そうだよな…。
俺は負けないために練習しなきゃいけないんだ。
あと…あいつにかっこいい所を…。
ーダンダンダンッ
ーシュッ
「すごーい!」
俺がシュートを決めると、あいつは毎回すごいとかナイスシュートって言ってくれた。
「お疲れー!帰ろっ♪」
「おう。待っててー。」
なんか、帰るの普通にOKな感じ!?
キターーーー!
「お待たせ。」
「帰ろっか!」
「あのさー…メールしなくてごめんね?」
結局メールできなかったから、一応…。
「あ、いや!?全然大丈夫!だけど…。」
「ん?」
「これから普通にメールしていいかな?」
「全然いいよ。」
キターーーーーーー!
今日俺ついてね!?
「よかったぁ。」
そんなこんなで、やっぱり駅につくのは早いんだよなぁ。
「じゃあな!」
「うん、ばいばーい♪」
明日もまた会えるかな…。