君と恋愛したい
昨日は見てるだけだったのに、いきなり一緒に帰れるなんて!
「あ、ごめん。待たせた。」
「大丈夫だよ!」
「じゃ、帰ろ〜。」
駅までの間橘くんのことをたくさん聞けた。
橘くんは私と少し離れてる2年C組。
橘くんと仲いいのは中瀬智也くんっていう同じクラスの人なんだって。
お姉ちゃんが1人いるのはびっくりした〜。
私には弟しかいないからとっても羨ましい!
もっと話してたかったなぁ〜。
「じゃあここで。」
「うん!じゃあまた明日!」
そうだ、明日も見に行っていいよね…?
「あっ…。」
えっ…!?
なんかこの呼び止められてる感…イイ!
「メールアドレス交換しとくか…?」
「うん!喜んで!」
「おう。」
明日も見に行っていいか聞いてみようかな…。
「あのさ…。」
「ん?」
「明日も見に行っていい?」
「うん。いいよ。」
「やった!じゃあまた明日!」