言葉にできない。

見上げる顔は穏やかで。

ああ、この人なら大丈夫って、意味もなく思えた。



「そこから始まりでも構わないよ。気持ちが追いつくのを待つのでも。ただ、千鳥ちゃんを守りたいんだ。好きだから…愛してるから。」



こんな優しい言葉を聞いたことあるかなぁ。

涙腺が緩んできちゃう、ヤバい。


「で、もう一回確かめ合いたいな〜、みたいな?」


感動してたのに。



この人、もやしじゃないわ。
筋肉バカ?


体力余りすぎなのよ。



そんなこんなで、また。



愛し合う。


まずは、身体から。

「千鳥ちゃん、ちーって呼んでもいい?」

タイミング計りなさいよ、もう。


「ん…ッ、いい、よ、あ…」


返事なんか出来ないじゃない。


やっぱり身体の相性抜群。


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