言葉にできない。

綺麗なカタチのお尻。

全身あたしの好みなんだもん。
目のやり場に困る。


「さ、行こう!」


携帯と鍵を持っていそいそとついてくる。

寝癖頭はそのままで。



あ。


そうだ。



「デートしようか、東條さん。」


もちろん返事はYESで。


あたしがなに考えてそう言ったのかわからない彼は、嬉しそうに尻尾を振っていた。


この後。



あまりにも浅はかな考えだった自分を反省することになる。

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