辛い.。好き.。大好き.。゜






瑞樹くんどうしたんだろう…。






さっきからずっと深刻そうな顔してて…






なんだか苦しそう…。






苦しいに関しては私も一緒だけど。






親友にすら言えない恋って…
諦めたほうがいいのかな?
それとも………






「あやり?おい。大丈夫か?」






『うわっっっっ!』






「なにぼーっとしてんだよ。もう授業終わったよ?」






びっくりした………。
顔がドアップになってたのになんで気付かなかったんだろう…/////






やばい……顔赤いかな…/////






「あやり!?お前顔赤い。熱でもあんのか?」






コツッ






そういっておでことおでこをくっ付けてくる。






なんで教室でこんなこと…///






恥ずかしいけど、
……嬉しい。






「ちょっと熱あるかもしんねーな。
保健室まで送る。」






『え、い、いーよ。大丈夫!げんきだから…』






「どこがだよ。ほら、ん。」






優しくて差し出された手。






『……ありがとう……』






私が亮を諦められないのは、
亮のせいだよ………?






キリッ






ん?なんだろ…






今一瞬、誰かの視線を感じたような…。






「あやり?」






『え?あ、なんでもない。』






「そっか。はやくこいよ。置いてくぞ?」






『え、待って…!』






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