あの人と君の好きな唄




「沖島速人くん!!!」




そいつはいきなり、
大声で俺のフルネームを
公の場で公表してくれた。



『フルネームで言うんじゃねぇよ!!!』

「あんまり仲良くないしw」

『でしょーね!!!』


あったり前だろ!!!!!
アホか!てめぇは!






その時...








[あ。速ちょん。]






あ。








『その呼び方やめてくんね?アホ。』

[ギャハハ。別によくない?クソ速ちょん。]





相変わらず変わってねぇーな...







カタカタカタ...






どーしたんだ?こいつ?







「キエェェェェ!!!!!」




え。発狂し始めた...?!
しかもぶっ倒れたし!!!




『おい!?大丈夫か?!』

[ふぇぇぇぇぇぇぇ!!!!
花ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!!]



え?!





なんなんだ?!こいつw






頭...可笑しいのか?w





倒れたあいつは、
その場にいた先生の手によって
保健室に運ばれていった...













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