ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
「まぁ、たまには皆で遊ぶのもいいじゃん?普段座りっぱなしなんだから、たまには動き回らないと!」
「…う、うん」
「よし決まりっ!次の日曜ね!」
そう雛ちゃんに流されるように決まった遊園地。
青井くんと、遊園地。イメージがつかない場所だけに、まず誘われて来るのかそれ自体不明だけれど…でも、来てくれる気がする。
ダブルデート、かぁ…って私と青井くんは違う!
雛ちゃんたちが冷やかすからって、勘違いしないようにしなきゃ。そう心に銘じるものの、どこか嬉しい気持ちは隠せずに。楽しみかもしれない、そう感じながら口の中のパンを飲み込んだ。