ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛



「じゃあ明日は青井くんとデートなのね」

「うん、それで服装悩んでて…」

「でーと?」

「うん。美紅ちゃんね、ビッグマンとお出かけするんだって」

「びっぐまんと!?どこいくの!?」

「アニマルパークっていう動物園……はっ!」



何気なく言ってしまい、ハッと彼方を見る。ところが、気付いた時には既に遅く、彼方は目をキラキラと輝かせ私を見上げていた。



「びっぐまんと…どーぶつえん…」

「え?あー…えーと、その…」



あれ、これ…もしかして私、余計なこと言っちゃった?

その嫌な予感は、翌日的中するのだった…。



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