ツンデレな彼と甘キュン社内恋愛
「お、原は尻もこぶりで可愛いなぁ」
「ひっ!」
更にはお尻に触れたその手に、ゾゾッと鳥肌がたつのを感じた。
は、早くエレベーター来て…!あ、でもエレベーターに二人きりで乗ったりしたら更に何されるかわからない…!
ど、どうしよう…階段で行くべき!?けど露骨に避けて余計されたっていう噂も聞いたことあるし…。
だらだらと嫌な汗を吹き出しながら、どうするべきか頭をぐるぐるとめぐらせる。そのうちにもポン、とやって来たエレベーター。
「原は何階だー?」
「え!?あ、えと…」
「じゃあ4階で」
乗るか乗るまいか戸惑っていると聞こえた声に振り向く。そこには背後に立つ青井くんがいた。
余裕で上から見下ろす彼に、上司はビクッと私から手を離す。