YOUR COLOR
「あ-そっか。じゃあ紗綾に言っても良いかな。」

「え-。なあに-?」

真奈,恋愛に関してはうるさいんだよなあ,,,。

「菅野くんが紗綾のこと好きなんだって♪」

ちょうどごはんがのどを通りかけていたところで,聞いたから,むせちゃって大変だった。

「ぇえ-?!うそだあ。そんなことあるわけないよ-。」

だって一回も告白されたこと無いんだよ?

「ばかだなあ-紗綾。あんた,自分の可愛さに気がついてないの?」

菅野くんがあたしのことを,,,なんて,ありえない,ありえない。

「紗綾?聞いてた-?」

「あ,ごめん!聞いて無かった!なあに-?」

「はあぁ。まあ良いけど。」

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