愛を知らないあなたに
おかしいって・・・。




「リン?どうしたの?」


更に眉をひそめたら、りょっちゃんに心配そうに聞かれた。



「あー・・・。

そーいえば、リンさっきからずーっと頭おかしくなっちゃってたんだった・・・。

りょっちゃん、気にしないであげてー」


「あ、そうなの?リン、お大事にねー」




わぁ、ありがとー・・・・・・・・って。


「違うからっ!!!!!!」



タマ!あんたはずっとそう思ってたのか!




「「違うの!?」」



なぜかりょっちゃんまでタマと一緒になって目を見開く始末。


ひどくない?




「えー。じゃあ、なんでいきなり眉ひそめたの?」


「なんでって・・・それは・・・・・

嫌な理由で、一番に浮かんだのが琥珀様のことで・・・

おかしいって思ったから・・・・・・・。」



りょっちゃんの質問に、あたしがもごもご答えると。


タマとりょっちゃんは顔を見合わせた。





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