愛を知らないあなたに
何を思ったか、2人でひそひそ話し始めた。


うわー。

あたし1人仲間はずれにするとか、感じわるーい。




ムッとしていると、話し終わったらしく、2人はさっと離れた。


そして、りょっちゃんが口を開く。





「ねー。それってつまりさ。

リンは、琥珀と寝るとき、不潔だと琥珀に悪いから・・・

だから、不潔なのが嫌だって、一番に思ったってこと?」



りょっちゃんが、なぜだかやけに真っ直ぐにあたしを見た。


あたしは、その真っ直ぐな視線に少したじろぐ。



それでも、あたしはコクッと頷いた。


「う、うん・・・。そうだよ。」




するとタマは、とんでもないことをさらりと言い放った。










「それじゃあ。


リンは琥珀のことが好きなんだねー」












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