愛を知らないあなたに
「え?どういう・・・」
「そのまんま。
いけにえだからってあっさりあきらめられるほどの“好き”なの?」
なっ!!!
「そんなわけないじゃん!」
すぐに諦められる想いなんかじゃない。
それなら、しゃがみこんだりなんてしない!
あたしはそんなに弱くない!
「あたしは・・・あたしは!!!!!
そんな軽い“好き”で、困惑したりしない!
この想いは、あっさり諦められるものじゃない!」
あたしの宣言のようなキッパリした声に、タマとりょっちゃんが、頷いた。
どこか、満足そうに。
「じゃあ、リン。
諦められないなら、変えてよ、琥珀のこと。
愛も感情も知らない琥珀を・・・・・変えて?」
大人っぽい微笑を浮かべるタマに、あたしは頷いた。
こうなったら、やるしかないでしょ。
もう、後戻りはできないんだから。
諦められないんだから。
「そのまんま。
いけにえだからってあっさりあきらめられるほどの“好き”なの?」
なっ!!!
「そんなわけないじゃん!」
すぐに諦められる想いなんかじゃない。
それなら、しゃがみこんだりなんてしない!
あたしはそんなに弱くない!
「あたしは・・・あたしは!!!!!
そんな軽い“好き”で、困惑したりしない!
この想いは、あっさり諦められるものじゃない!」
あたしの宣言のようなキッパリした声に、タマとりょっちゃんが、頷いた。
どこか、満足そうに。
「じゃあ、リン。
諦められないなら、変えてよ、琥珀のこと。
愛も感情も知らない琥珀を・・・・・変えて?」
大人っぽい微笑を浮かべるタマに、あたしは頷いた。
こうなったら、やるしかないでしょ。
もう、後戻りはできないんだから。
諦められないんだから。