愛を知らないあなたに
ドキッと、した。
というか、さ・・・
「あの、いきなり、そのぉ・・・どうしたの?」
突然すぎてついていけない。
え、何?なんかの呪文的な?
いきなり“女”の顔されて、あまりに切ない声を出すんだもん。
うろたえるって・・・。
あたしの声に、ハッとしたようにタマが目を瞬く。
あわてて笑顔を作って、ゆるゆると首を振った。
「ごめんごめーん!なんでもないよ~」
さっきとはうってかわってへらっとした笑顔。
なんでもないわけ、ないじゃんか。
「・・・さっきの、何?幾度~ってやつ。」
「なんでもないってー」
「嘘だ。」
あたしが真っ直ぐにタマを見つめると、タマは泣き出しそうな顔をした。
というか、さ・・・
「あの、いきなり、そのぉ・・・どうしたの?」
突然すぎてついていけない。
え、何?なんかの呪文的な?
いきなり“女”の顔されて、あまりに切ない声を出すんだもん。
うろたえるって・・・。
あたしの声に、ハッとしたようにタマが目を瞬く。
あわてて笑顔を作って、ゆるゆると首を振った。
「ごめんごめーん!なんでもないよ~」
さっきとはうってかわってへらっとした笑顔。
なんでもないわけ、ないじゃんか。
「・・・さっきの、何?幾度~ってやつ。」
「なんでもないってー」
「嘘だ。」
あたしが真っ直ぐにタマを見つめると、タマは泣き出しそうな顔をした。