愛を知らないあなたに
うむと頷いたところで。
「って、何のんきにそんなこと言ってんのよ!!!
あの性悪男と一緒なのよ?!早く助け出さなきゃっ!」
薺が割り込んできた。
・・・正論、だな。
「確かにな。あの仮面男、かなり性格悪いもんなぁ。
でも、どっこにいるんかなぁ。タマ、わかるか?」
「さあ~。でも、この城の中にはいると思うよー」
「うし!じゃ、捜索といきますか。」
弥助の言葉に、頷いた。
妙に、胸のうちがざわざわして、落ち着かない。
気が急く・・・。
「ふふっ」
密やかに笑みをこぼしたのは、タマだった。
悪戯っぽく俺を見上げる。
「琥珀、リンのこと心配してるんだね~」
「しんぱい・・・?」
「顔にかいてあるよ?リンが心配で心配でたまんないって。」
言われて、顔を触るも、違和感はなかった。
怪訝にタマを見れば、ぷっと小さくふきだされた。
「たとえだよ、たとえ~」
「って、何のんきにそんなこと言ってんのよ!!!
あの性悪男と一緒なのよ?!早く助け出さなきゃっ!」
薺が割り込んできた。
・・・正論、だな。
「確かにな。あの仮面男、かなり性格悪いもんなぁ。
でも、どっこにいるんかなぁ。タマ、わかるか?」
「さあ~。でも、この城の中にはいると思うよー」
「うし!じゃ、捜索といきますか。」
弥助の言葉に、頷いた。
妙に、胸のうちがざわざわして、落ち着かない。
気が急く・・・。
「ふふっ」
密やかに笑みをこぼしたのは、タマだった。
悪戯っぽく俺を見上げる。
「琥珀、リンのこと心配してるんだね~」
「しんぱい・・・?」
「顔にかいてあるよ?リンが心配で心配でたまんないって。」
言われて、顔を触るも、違和感はなかった。
怪訝にタマを見れば、ぷっと小さくふきだされた。
「たとえだよ、たとえ~」