愛を知らないあなたに
「わあ・・・!」

すっごい!



ズラッと並んだ棚に所狭しと望遠鏡のようなものが置いてある。

軽く100以上はあるんじゃない?!
しかも全部違う見た目!すごい!!


目をぱちくりさせていると。






「お・・・?新之助じゃあないか。

おやおや、綺麗な女の子連れて・・・ナンパでもしたのか?」



カウンターにある椅子に座っている白髪の老人が、柔らかい笑みを浮かべた。


わ、優しそうなおじいちゃんだなあ。

って・・・何言ってるんですか!?


皇帝に向かってナンパとか・・・ヤバいでしょ!


しかし、皇帝は。




「あぁ、そんなところだ。やはりハクじいは鋭いなぁ。」



ふっつーに笑ってた。

・・・なんか、知り合いっぽい?



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