愛を知らないあなたに
く、悔しいっ・・・!

こんな奴の言いなりになるしかないなんて‼︎‼︎


あぁ、でも、痛みが消えてよか、った?!



こ、ここ今度は突然空間ぐるんぐるん回り出したんですけど?!

うえええええ!!!何何なんなの?!酔っちゃうよー!




ぐぐっと吐き気をこらえていると。







《凛っ!》



ふへ・・・?

琥珀様の声?



あれ、なんでーー





《チッ!本当に面倒だな・・・・・・おい小娘。》


あ、今度は元仮面男。

小娘って、あたしのこと?



《お前以外に誰がいる、馬鹿が。》


「ばっ、馬鹿だと?!あんたしつれ「とりあえず落ちとけ」・・・は?」




『落ちとけ』?

どこにーーーって、





「えええぇぇぇぇえええええー‼︎‼︎⁇」



なぜかぐるんぐるん渦巻く床の真ん中のちょっと窪んだようなところから、あたし、落ちました☆


・・・どういうことだよこの野郎ー!!!





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