春よ来い




春に後ろから抱きしめられていた。




「ちょっ…!春!?」


こんな道の真ん中で…!


恥ずかしいよ~!



「嘘だよ」


「え…?何が…?」


「全然変わってないなんて嘘。すっげーかわいくなった………」


春…?


「な、に、言って……」



ドキン…


ドキン…


ドキン…



背中から春の体温と鼓動が伝わってきて…


何も考えられなくなる…。





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