♡BI・YA・KU♡


「舞衣。それって、どういうこと?」

「だから、だから・・・」

「うん。」

「そ、その・・・私、颯太の事がス」



颯太の事が好きって言おうとしたら、その前に唇に人差し指が置かれて
最後まで言えなかった。



「好き。」

「そう、た?」

「俺、舞衣が好きだ。」

「う、そ?」

「嘘じゃない。ずっと、ずっと好きだった。中学のころから、ずっと。」



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