♡BI・YA・KU♡
それは移動教室で、颯太のクラスの近くにいった時だった。
颯太は、自分の教室の前で友達三人と話をしていた。
「お前、なんで彼女作らないの?」
「そうだよ。お前なら、より取り見取りだろ?」
「隣のクラスの雪稀ちゃん、お前の事好きだって言ってたぞ。」
「マジで?雪稀ちゃんって、めっちゃキレーな子だろ?マジ、羨ましー」
「俺・・・好きな子居るから。」
「マジ?だれだれ?教えろよー」
颯太、好きな子がいたんだ・・・
そっか。そうなんだ・・・