♡BI・YA・KU♡


「なんで、そんなこと思うのよ。」

「あんた見てれば分かるわよ。舞衣が颯太先輩を見てる目、恋してますって目してるよ?」

「う、そ・・・」



うそ、ウソ、嘘。
そんな・・・そんな訳ない。
だって、私たちは幼馴染みで兄妹みたいで、それで、それで・・・


私が、颯太を――――――――ス、キ?


思考回路がパンクしそうなくらいになっている私をみて
親友の友香は、はぁ~と額に手を当てて勢いよく溜息を吐いた。



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