私の幼馴染は学校の先生
悠華side
「よかったねー!龍くんだよ」

親友の凛が私の席に来てそう言った。

「よくないよー!バレたらお別れだもん!」

「家も出て行くの?」

「そうなるんじゃない?」

「いくらなんでもそれはひどくない?」

「しょうがないよ。行く所のない私を置いてくれてるんだもん。文句なんて言えないよ」

「悠華が言うならいいけどさ。
辛い事あったら言うんだよ?」

「ありがとう。凛」

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