私の幼馴染は学校の先生

あの後私は先に家を出て、学校に向かった。

「悠華〜おはよう」

「凛!おはよう」

中学時代からの親友一之瀬凛
私の良き理解者で相談に乗ってくれる。
もちろん凛は龍ちゃんの事を知っている。だから私はあの事を話した。

「えー、龍くんが⁈」

凛も驚いているみたい。

「龍ちゃんってかっこいいから女子がきゃーきゃーなるんじゃないかって」

「そりゃなるよね〜」

「やっぱり?」

そりゃそうだよね…

龍ちゃんは、かっこいいし、運動だって出来るし、頭いいし、私の中では完璧なんだもん。

「でもさ、悠華モテるから龍くん、嫉妬するんじゃない?」

「ないない。それに私はモテない。
凛のほうがモテるじゃん!」

「いや、それはないな!
だって、あそこにいる男子たち見な!」

「水瀬さん。おはよう!」

「おはよう!」

「今日も可愛い」

「ほらね!男子たちメロメロ」

いやいや!私、可愛くないって!!


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