私の幼馴染は学校の先生
悠華side

今日は私の誕生日。

きっと、龍ちゃんは私の誕生日なんて、
忘れてるよね…

ねぇ、龍ちゃん!

去年した約束、覚えてる?

"来年は、もっとすごいもの用意するから楽しみにしとけよ"

そう言ったよね?

それ、まだ期待していい?

「好きだよ!龍ちゃん…」

私は小さくつぶやいた。

「いけない。もう、こんな時間だ」

龍ちゃんの事考えてたら、
学校行く時間になってた。


学校

「悠華〜」

「凛。おはよう」

「悠華先輩。おはようございます!!」

部活の後輩が挨拶をしてきてきた。
私も、笑顔で

「おはよう!」

と言った。そしたら凛に

「悠華はいいなー後輩からも好かれてて…羨ましい〜」

「凛は、いい人なのに顔が怖いんだよ。
だからみんな近づけないの!」

「やっぱりそうなのかなー
自分では普通なんだけど…」

「まぁ、私はそっちの方がいいけどね」

「あっ!悠華に渡すの忘れてた」

そう言って凛はカバンの中から
袋を取り出した。

「はい!お誕生日おめでとう」

凛は私に袋を差し出した。

「凛…ありがとう!!」

「気に入ってくれるかはわからないけど…」

「凛の選んでくれたものなら何でもいい‼」

「そう?なら、よかった!」

キンコンカンコン

その後、チャイムがなり、
席についた。
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