幼なじみはイジワル男子!?
えっと…200円…
持ってきたポーチの中を探す。
えっと…
「お兄さん。はい」
え…
「はい丁度!ありがとねー」
ちょっ…
「ゆ…優斗!?いいよ!あたしが…」
「いいから、行くぞ」
少しだけ冷静な優斗に引っ張られて、人混みを少し離れた。
「優斗!どこまで行くの!?」
あたしの腕を引っ張って、小走りになる優斗。
砂利の道を歩いたり、草むらを歩いたり。
真っ暗だから、足元が見えない。