幼なじみはイジワル男子!?



ピタッと足をとめた優斗。




「愛里、あっち見てて」




優斗が指差す方向を見ると、何もない。





「何もないじゃん!」




真っ暗な空しか見えない。



遠くからいろんな人の声がする。



隣でケータイの画面を見る優斗。




「3…2…1」





ピューッ…





「あ…」




花火…!






「間に合った…」


優斗の声が聞こえる。


もしかして…





「愛里ここ、知ってた?」




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