幼なじみはイジワル男子!?
違うって…どういうこと?
優斗は楽しくなかったの?
そう考えると涙が止まらなくなってきた。
「違うって…なに?」
「ん?…こっちこい!」
パシッ。
優斗があたしの手首を掴んで走り出す。
「ねぇ優斗!離してよ!どこに向かってるの!?楽しくなかったんじゃないの?」
何を聞いても答えてくれないし、手を離してくれない。
「足元気をつけろ」
足元には階段。
上を見上げると、観覧車。
優斗に掴まれたまま、観覧車に乗る。