短編集
[お題]星の生まれた日
彼女を自転車の後ろに乗せながら、夜の帰り道を走る。
「星がきれいだね」
「本当だな」
「そこはキミの方が綺麗だね、でしょ?」
「いや、俺からお前見えないし」
「振り向けばいいじゃん」
「事故るぞマジで」
「知ってる?宇宙のどっかではいつも星が生まれてんだよ」
「星がきれいだね」
「本当だな」
「そこはキミの方が綺麗だね、でしょ?」
「いや、俺からお前見えないし」
「振り向けばいいじゃん」
「事故るぞマジで」
「知ってる?宇宙のどっかではいつも星が生まれてんだよ」