潤愛


「アイス食べてたところだよ。」


あながち嘘ではない。

《そっか、てかさ体育祭の日ってさくらの誕生日なのな。》


あたしは桜子なんて名前だけど夏女。


「あたしの誕生日の日なの?体育祭。休日が良かったなぁ。」


《ははっ。日ずらしてどっか行こうよ。》


「うん!」


それから徹平との久しぶりの電話であたしの誕生日計画を色々たてていった。


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