私と君の音が重なったとき
「…え、30代前半じゃないんですか?」
本気でそう思っていたから素直にきくと
ガシッ
「お前いいやつだな!!うんうん、いいやつだ」
「はぁ…」
キーンコーンカーンコーン
「「…」」
「急ぐぞ!!」
「ひゃい!!」
大声出すからびっくりして声が裏返っちゃった…
私たちは走って教室へ向かった
廊下は走っちゃいけないんだったな…
少し罪悪感を感じながら先生の後へ続く私であった
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