姫は孤独な黒猫様

椎「う…ひっく…」


私は嬉しさと寂しさが混じった涙を流した。



今までの思いがとめどなく溢れてくる。


こんな姿で生まれて、親に捨てられて…
都羽咲は死んで、ずっと一人だった。



でも、今はこんなにたくさんの仲間に囲まれてる。



椎「ありがとう…」


私は顔を涙でぐちゃぐちゃにしながら言った。





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