僕の熱い所を癒して
それから一時間くらい経った。

「帰ろうか?」

「はい。」

さようならの時間だ。

僕は離れたくなかったけど、君も悲しげな顔をしていた気がする。




「送って行く?」

「今日は大丈夫です。」

「そう……」

「また誘って下さい。」

「もちろん。」

「じゃあ、また。」

「おやすみ。」

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