ブスだって恋がしたいのっ!!
「おいっ!もしかしてあれ白鳥香恋か!?」

あれから、わたしは眼鏡をコンタクトに変えて、ぼさぼさだった髪も美容室にいってトリートメントとカラーをしてもらった。

少しだけメイクもしてみた。

変わったわたし。

嫌いじゃないかも。

教室に入ると驚いた顔をしているあいつ。

わたしの事をゴリラ、ゴリラいってたあいつ。

どうだ、見たかわたしの本気!

これでゴリラって言えないでしょ?


そいつに向かってわたしはとびっきりの笑顔でこう言ってやった。



「おはよう。鈴木くん」

    

             *end*
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