肉球で一歩 踏みしめて。【短編】
ミミは、空腹と寂しさに耐えられなくなり始めた。



紛らすために、他のことを考えようとすると、
歩き出して何時間たっただろう…
とか、
お母さん心配してるだろうなぁ…
とか、目的と関係無いことばかり浮かんでくる。


そのうち、草原の中ほどで眠ってしまった。
< 11 / 31 >

この作品をシェア

pagetop